皆さんこんにちわ、今日は「FIREを目指す30代公務員が思う〜FIREのデメリット〜」というテーマでお話ししていきます。
この記事の作者yuu
- 現在30代で九州在住の地方公務員
- 2020年10月からYouTubeのリベ大を見て「経済的自由FIREを目指したい」と志す
- 50歳でFIRE することを目標とし、日々の《節約・投資・副業》を通して資産形成に挑戦
- つみたてNISA、特定口座、ジュニアNISAで投資を継続中❗️
目標額は50歳で資産5,000万円
子供3人の5人家族で、住宅ローンを抱えながらも日々の奮闘をブログで綴っております。
経済的に自由になって、時間に縛られず好きな事をして豊かに暮らすFIRE。 今日は、FIREを目指すことでのデメリットと、それに対しての私の考え方について考えてみました。

FIREを目指すことのデメリット
この記事の結論
- お金を貯めることだけを考え過ぎて、今の生活が豊かではなくなる
- FIREして仕事を辞めた後、退屈な生活になってしまう
- 投資資産に頼って生活するため、暴落のリスクに怯えて生活しなければならない
- 人間関係をリセットしなければならない
- 社会的信用がなくなる
①お金を貯めることだけを考え過ぎて、今の生活が豊かではなくなる
一般的にFIREを目指すための必要な資産は、年間生活費の25倍と言われます。
例えば年間生活費300万円の人なら
メモ
300✖️25=7500万円
必要な生活費の半分を労働で稼ぐサイドFIREでも3000万円以上必要になります

節約や副業などで入金力を最大化して、投資に回したとしても時間がかなりかかるし、生活を見直して徹底的に支出の最適化する努力が不可欠です。
しかしその反面でお金を貯めることだけを考えた生活をしてしまうと、浪費という人生を豊かにすることがなくなり、生活がつまらなくなってしまいます。

FIREを達成した後だけが豊かになるわけではありません。
FIREのために副業や投資にチャレンジして自分で稼ぐ経験をすることや、お金を使うこと以外にも豊かに暮らす方法を模索すること自体に価値があります。
そして自分にとって本当に価値があると思うものには、FIREを目指して節約していたとしてもお金は使うべきだと考えます。
yuuの考え方
- FIREを達成することだけが豊かになる方法ではなく、FIREを目指す生活自体に価値がある
- FIREを目指す中でも、お金を使うこと、そうでないことのメリハリをつける
参考記事:インデックス投資で今の生活も豊かにする方法を考えてみた
②FIREして仕事を辞めた後、退屈な生活になってしまう
よくFIREして早期退職をした人が、その後の生活にハリがなく退屈な生活を過ごしてしまうといった事をよく耳にします。

そのような人はきっと、FIREする事が目標になってしまって、その後の生活のことがイメージできていなかった事が原因と考えます。せっかくFIREして自由な時間ができたのにそれでは意味がありません。
そのような退屈な生活を送らないためにも、自分が何をするためにFIREするのかを明確にしておく事が大切です。
yuuの考え方
- FIREは手段であり、目的はあくまでFIRE後のやりたい事
- 今の副業(blog、YouTube)を、FIRE後も継続して行う
参考記事:公務員の私がセミリタイア 後にやりたいこと10個考えてみた
③投資資産に頼って生活するため、暴落に怯えて生活しなければいけない
FIREした後の生活は、インデックス投資で築いた資産を4%ルールに従って生活をする予定です。
この4%ルールは簡単に説明すると、「毎年総資産の4%づつ取り崩して生活すると、資産はなくない」というものでFIREの根本的な考え方になっている「トリニティスタディ」と言われるものです。
参考記事:セミリタイアするための具体的戦略を紹介 〜4%ルールとは〜
この4%ルールにも、弱点と言われるものがあります。
4%ルールの弱点
FIRE直後のタイミングで株価暴落が来ると4%ルールが失敗する可能性がある
いわゆる順序リスクを言われるもので、FIRE直後に好景気(株価上昇)が来ると、4%ルールの成功率が大幅アップするのに対し、FIRE直後に不景気(株価急落)が来たら失敗してしまう可能性があるのです。

株式市場の歴史を振り返ってみてみると、株価の暴落は最長でも30ヶ月しか続いていないと言われます。
従って、株価が暴落している30ヶ月を生活防衛資金で乗り越える事ができれば4%ルールをより盤石なものにできるというわけです。
yuuの考え方
- 生活防衛資金を確保する
- サイドFIREを目指し、今の副業をFIRE後も継続していく
- 株価暴落時は労働してお金を稼ぎ、インデック投資の取り崩しを防ぐ
④人間関係をリセットしなければならない
FIREして退職した後は、今まで築いてきた人間関係はどうなってしまうのでしょうか。
これに対する答えは簡単で、FIRE後も継続して付き合っていきたい人とは付き合って、そうでない人は縁を切ればいいと思っています。
もし、孤独になってしまうのが不安だと思っている人は、現役時代から趣味や好きな事を通して、職場の人間関係以外を作っておく事をオススメします。

yuuの考え方
- FIRE後も、付き合っていきたい人とは人間関係を継続し、そうでない人とはリセットすべし
- 本当に必要な人とは、FIRE後も続いていく
- FIRE後は同じ価値観の人と繋がろう
⑤社会的信用がなくなる
公務員という仕事は、一般的に社会的信用は高いと言えます。
そのことは、日々の生活においてこのようなシーンで感じる事ができます。
メモ
- 住宅ローンの審査が比較的簡単に通る
- 初対面の人に仕事を聞かれ、公務員と答えると「しっかりしている」と思われる
- 経済的に余裕があると思われる
私が単に思っているだけなので、違うかもしれませんが、このように公務員というだけで社会的信用があります。
しかし、FIREして完全無職になったりフリーランスになるとこの社会的信用が一気に無くなります。むしろ公務員という安定した職業を辞めたとなると、何か問題を起こしたのではないかと、マイナスのイメージすら周りに与えてしまいます。

ですが終身雇用の崩壊や転職が当たり前となった現在、さらに10年後、20年後の未来を考えてみると、新卒から入った会社に定年まで勤めるのは少数派になっていると思います。
フリーランスの人口も、もっと増加していると思います。そんな中で組織の力に頼るのではなく、自分の力で稼ぐ事ができる人材が評価され始める時代になっていくと考えています。
yuuの考え方
- 将来は、職業で社会的信用を得る時代ではなくなっている
- 「組織に縛られず、自分で稼ぐことに価値がある」時代になっている
まとめ
いかがでしたか。今日は「FIREを目指す30代公務員が思う〜FIREのデメリット〜」というテーマでお話ししてきました。私の考えるFIREを目指す事でのデメリットはこの5つです。
メモ
- お金を貯めることだけを考え過ぎて、今の生活が豊かではなくなる
- FIREして仕事を辞めた後、退屈な生活になってしまう
- 投資資産に頼って生活するため、暴落のリスクに怯えて生活しなければならない
- 人間関係をリセットしなければならない
- 社会的信用がなくなる
私なりの考え方をご紹介しました。ぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。