先日、こんなニュースが報道されました。
公務員の給与減額
人事院は、8月10日に2021年度の国家公務員のボーナス(期末、勤勉手当)を0.15ヶ月引き下げて4.30ヶ月とするよう国会と内閣に勧告した。
この勧告により国家公務員のボーナスは減額され、年間給与は平均で6万2千円減るとのことです。これは、国家公務員だけではなく地方公務員も概ね同様です。
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この記事の内容⏬
- 公務員の給与の仕組み
- 公務員が仕事以外の事にも取り組んでいく必要性が分かる
- どんなことに取り組めばいいのかが分かる
目次
公務員の給与の仕組みとは
国の機関である、人事院が毎年8月ごろに人事院勧告というものを行って、国家公務員の給与を決めます。
地方公務員の給与については、国家公務員の給与を参考に決定される自治体が多く、概ね同様となっています。

人事院勧告の仕組み
全国の企業(従業員50人以上を対象)に対し給与を調査し、その平均になるように国家公務員の給与を決めています。
つまり今回の、調査は民間企業が新型コロナの影響で給料が減ってしまった結果、公務員の給料も同様に減額されたということです。
さらに、この給与の減額が一時的なものというのもではなく、人口減少社会、超高齢化社会が原因で自治体の衰退は避けられず、公務員の未来は明るいものではありません。
公務員でも仕事以外のことに取り組んでいく必要性とは?
公務員が、仕事以外にも取り組んでいく必要性は以下の3つです。
ポイント
- 以前までの「公務員=安定職」神話の崩壊
- 「人生100年時代」を見据えた、ライフプランが必須
- 公務員の強みを生かせば簡単に豊かな人生が手に入る
公務員であっても、給料が減らされる時代にもはや「公務員=安定職」ではありません。
平均寿命が伸び、100年生きる時代に突入した現在。退職後には約40年の時間が残されています。両親を介護する期間だって20年近くあります。
しかし、それでも恵まれている公務員の強みを最大限生かせば、人生を豊かにできると考えられます。
今日から実践すれば、必ず未来は変わります。
ぜひ参考にしてみてください。
公務員が取り組むべきこと5選
ポイント
- 自己投資
- 支出の見直し
- 資産運用
- 副業
- 職場以外のコミュニティの強化
①自己投資
一般的に、公務員は自己投資が少ないと言われます。
その理由は、仕事において特別なスキルや知識を必要としないものが多いからです。
子どもの頃は、学校に行ったり習い事をしたり自己投資をひたすら行う毎日です。しかし、大人になると多少の知恵がつき自己投資をやめてしまいます。
これが公務員なら尚更です。
自己投資を行い自分のスキルや知識を増やすことで、仕事上においても格段に生産性が上がります。
また個人で稼ぐ力もつけておくことで、もしもの時に職場からの給料に頼らずに生活が可能になります。
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②支出の見直し
この機会に余計な支出がないか見直してみることをオススメします。

少ない生活費で生活できると、心穏やかに暮らす事ができます。公務員は収入が比較的安定しているため、生活のための支出も多くなりがちです。
しかし、これからは無駄な支出を徹底的に削減して生活コストを下げておく必要があります。
これらを少しづつ実践してみてはいかがでしょうか?
③資産運用
100年生きる時代では、公務員にとっても長寿命化のリスクに備える必要が出てきます。
銀行預金として現金を保有しておくだけでは、全く増えないどころか、インフレによって資産が目減りしてしまうのが現状です。
そして、公務員は雇用の安定性という面についてはまだまだあると言えますこれは資産運用を行う上で、大きなメリットがあります。
⇨⇨⇨公務員が投資を始める前に考えるべきこと〜生活防衛資金はいくら必要?〜
そのメリットを最大限生かして、大きくリスクをとった株式投資を行う事ができます。
そして早い時期から株式投資を始めることで、複利の力を使って安定的に、大きく資産を増やす事ができます。
④副業
少しづつ副業に挑戦し、自分で稼ぐ力をつけていくことも大切です。
万が一本業がうまくいかなくなった時に退職しても生活ができるようにしておくとが大切です。
もちろん公務員は副業は禁止されていますので、ご自身の判断で行うようにしてください。
またこのような副業は、公務員であっても出来るとされています。
⑤職場以外のコミュニティの強化
職場以外のコミュニティを作っておくことで、より前向き生活を送る事ができます。
自分の、好きなスポーツや興味がある事に関するコミュニティの属しておくことをオススメします。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、公務員の給与減額というニュースを受けて今後の公務員の取り組んでいくべきことを解説しました。
ポイントは以下の5つです。
ポイント
- 自己投資
- 支出の見直し
- 資産運用
- 副業
- 職場以外のコミュニティの強化
公務員の安定の時代は終わりました。これからは、何か一つでも始めた人と、何もしない人では差が開く一方です。
まずは小さな一歩を踏み出してみましょう。
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