こんな事を考えている公務員のひとは多いんじゃないでしょうか❓
- 仕事が楽しくない
- やりたい仕事が分からない
- もっと他にいい仕事があるんじゃないか
もちろん、仕事にやりがいを感じて楽しくすることができれば、それに越したことはありません。
実際そんな仕事についている人はごく一握りです。しかし、「仕事にやりがいを感じていない」ことが不幸かといえばそうではありません。
この記事では、公務員の人が仕事にやりがいを無理に求めなくてもいい理由を解説します。
これを理解すれば、今仕事がつまらなくて、一生懸命に取り組めていない公務員の人も気持ちが楽になって仕事に取り組めるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事の内容
公務員が仕事にやりがいを無理に求めなくてもいい理由を解説します。
合わせて読みたい
この記事はこの書籍を参考にしました。会社員だけではなく公務員にも参考になる考え方でした。
興味がある方は、ぜひ読んでみてください。
- 現在30代で九州在住の地方公務員(公務員歴15年、妻:パート従業員)
- 2020年10月からYouTubeのリベ大を見て「経済的自由FIREを目指したい」と志す
- 50歳でFIRE することを目標とし、日々の《節約・投資・副業》を通して資産形成に挑戦
- つみたてNISA、特定口座、ジュニアNISAで投資を継続中❗️
公務員歴15年の私が、若年層の公務員にむけて仕事に対してのアドバイスを発信しています。
目次
なぜ公務員、会社員の仕事はやりがいを感じづらいのか?
公務員が仕事のやりがいを感じづらいのはこのような理由からです。
ポイント
- 自分の裁量(責任の範囲)がほとんどなく上司の指示でしか動けない
- 会議に使う、内部資料作りが多い
- 成果よりもミスをなくす方が重要度が高い
公務員の仕事には、それ自体には価値がない内部資料作りや、日々のルーティン作業のようなものが多くあります。
公務員の仕事をイメージすると、住民に寄り添って役に立つ仕事をイメージしますが、実際は地味な仕事が大半なんですよね。
あとどんなに小さな案件であっても、いちいち上司の承認がないと進められません。
このようなことから、公務員は仕事に対してやりがいを見つけにくいんだと考えます。
公務員が仕事にやりがいを求めなくてもいい理由
①公務員はやりがいと引き換えに安定を与えられている
ひとことに安定と言いますが、公務員にはこういった安定している要素があります。
公務員が安定している理由
- 社会的に信用されている
- 毎月決まった収入が入ってくる
- めったなことではクビにならない
- 自分の仕事にだけ集中していればいい
- 給料をもらいながら勉強もできる
- 失敗しても個人の責任にはならない
パッと思いつくだけでも、こんなに公務員の特徴があります。
公務員はあくまで組織で仕事をしていますので、個人に与えられている責任は少ないです。
フリーランサーや社長などとは違い、仕事のミスが直接収入に関係してくることはまずありません。
その代わり、仕事で成果を収めたとしても個人の成果ではなく組織の成果として扱われます。
②公務員の仕事はあくまでライスワークと考えよう
公務員の人がいま、「やりたい仕事」、「情熱を持って取り組める仕事」につけていなくても、それは不幸ではありません。
人生をかけて情熱を持って取り組みたい仕事を「ライフワーク」と言います。
それにたいし「ライスワーク」とは、毎日のご飯を食べていくためだけの仕事のことです。
無理に仕事に、やりがいや楽しさを求めずに「めちゃくちゃ苦手ではない」、「めちゃくちゃ嫌いではない」という気持ちでOKとしましょう。
多少の不平不満があったとしても、その仕事をこなせているのなら、少なくとも「あなたに向いていない仕事」ではないはずです。
③「興味がないこと」でも実は得意かもしれない
公務員の特徴として大きなものに、人事異動があります。
人事異動の目的は
- 不正行為を防ぐ
- 職場内の活性化
- 職員の能力開発
などが挙げられます。
人事異動によって、自分が興味のない部署・やりたくない仕事を任されている。
また、組織の規模によっては、引越しをしないといけなくなったり、人間関係も一から再度築いていかなければなりません。
このような理由から、やりがいが見出せなくなった人は多いのではないでしょうか❓
しかし、これは非常にもったいないです。
なぜなら、人間は自分で考えているほど、自分の得意なことを理解していないからです。
仕事をし始めるまで、そんなことできるはずがないと思っていても、実は得意だったりします。
- 広報部に異動 ⇨ 実はホームページやSNS運用について興味があることに気づいた
- 会計部に異動 ⇨ 実は数学が得意でお金の計算は人より長けていた
こんなことに、異動してみて気が付くことがあります。
それに、公務員は基本的に人事異動は拒否できません。拒否できないのであれば、前向きに捉え楽しもうとした方が有意義であると思います。
まとめ
いかがでしたか、この記事では「公務員は仕事にやりがいを求めてなくてもいい理由」を解説しました。
ポイント
- 公務員はやりがいと引き換えに安定を与えられている
- 公務員の仕事はあくまでライスワークと考えよう
- 「興味がないこと」でも実は得意かもしれない
合わせて読みたい
もちろん、仕事にたいしやりがいが持てればそれに越したことはありません。
でも、そうでない人にはこの記事の考え方が参考になればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事はこの書籍を参考にしました。会社員だけではなく公務員にも参考になる考え方でした。
興味がある方は、ぜひ読んでみてください。