

仕事環境が良いとイメージされがちな公務員でもストレスに悩んでいる人は多くいます。
そこで今日は、心理学者「アレフレッド・アドラー」の考えをもとにストレスを抱え込まない働き方についてご紹介していきます。
こんな悩みを解決します
- 職場の人間関係で悩んでいる
- 他人に振り回されてばっかりいる
- 人生において言い訳ばかりして何もしてこなかった
この記事の作者yuu
- 現在30代で九州在住の地方公務員(公務員歴15年)
- 2020年10月からYouTubeのリベ大を見て「経済的自由FIREを目指したい」と志す
- 50歳でFIRE することを目標とし、日々の《節約・投資・副業》を通して資産形成に挑戦
- つみたてNISA、特定口座、ジュニアNISAで投資を継続中❗️
現代の職場環境は、大きく変化していて職員同士の意識も大きく変わりつつあります。このような変化は、公務員の職場においても同様です。
このままの状態が続くとコミュニケーションが希薄となり、人間関係が悪化しストレスの多い毎日を過ごすことになってしまいます。
この記事を読んで、ストレスフリーな働き方・考え方を学んで健康で楽しい公務員ライフをすごしましょう。
今日の記事は、こちらの書籍を参考に書いています。気になった人は、ぜひクリックして読んでみてください。
公務員の「ストレス」の現状
現在、国民の4人に1人は次のうちどれかを経験すると言われています。
- うつ状態、うつ病
- 神経症
- アルコール依存症などによる障害
このような疾患で1ヶ月以上休職した職員の割合は、ここ数年で増加傾向となっています。
心の疾病で長期休暇した職員数、及び全体に占める割合
平成25年度 | 平成26年度 | 平成27年度 | 平成28年度 | 平成29年度 | |
総 数(人) | 3,450 1.26% | 3,389 1.24% | 3,295 1.20% | 3,487 1.27% | 3,841 1.39% |
(引用:人事院 国家公務員長期病休者実態調査より)

- 長時間勤務
- 過重な心理的負担がかかる業務
- 上司や同僚からのハラスメント行為
- 昇進、異動、組織改編など
このような心の疾病を防ぐ「ストレスフリー」な働き方をご紹介していきます。
アドラー式「ストレスフリー」な仕事術5選
ストレスフリーな仕事術5選
- 初めから100%は目指すな、まずは60%から
- コントロール出来ないことより、コントロール出来ることに集中
- 自信をなくしたときはノートに書き出してみる
- 上司や先輩に不満があるならこう考えろ
- 誰かを動かそうとするならまずは自分から

①初めから100%は目指すな、まずは60%から
現代社会で求められるのは、「まずはやってみる」ということです。
どんな仕事に対しても、まずはやってみて、問題があればすぐに改善するというスピード感を持つことです。
このPDCAサイクルを猛スピードで回すことが重要です。 そこで求められるのが、「最初から完全ではなく、改善を重ねて完全に近く」という考え方です。

②コントロール出来ないことより、コントロール出来ることに集中
パナソニック創業者の松下幸之助に、このような趣旨の言葉があります。この言葉の意味は、アドラー心理学で言う「課題を分離」するということです。
雨を自分の力で止めるといった、自分の力では無理なことをするのではなく、傘をさすと言う自分に今できることに専念するべきだと言う考えです。

自分の力ではどうにもならないこと
- 法律で決まっていることを不満に感じる
- 他の職員に対する上司の評価がいい
- 過去に失敗してしまったこと
このような自分の力ではコントロールしようがないことについてあれこれ考えるよりも、今自分にできることに集中しましょう。
自分の力でコントロールできること
- 明日の会議のために事前に資料を作成しておく
- 質の高い仕事をこなすため自己投資に励む
- 規則の範囲で実現できることは何か考える

③自信をなくしたときはノートに書き出してみる
人が悩んでしまうときは、「自分には価値がない」と思っているときです。
そんなときに有効なのが、「今日1日、自分は何をやったのか」をノートに書き出してみることです。

これを見ることで、「案外自分も頑張っているな」と自分で自分の価値を持てるようになります。
④上司や先輩に不満があるならこう考えろ

アドラー心理学では、「度を越して甘やかされた子供は、あらゆることを他人から期待するようになる」と言っています。
つまり、教えてもらうのが当たり前になってしまうと成長しないと言う事なのです。 上司や先輩の厳しさは「自分への期待の表れだ」と思って仕事をすると、成長スピードが各段に上がります。
⑤誰かを動かそうとするならまずは自分から
周りに不満があっても、人は自分が思うようには動いてはくれません。

アドラー心理学では、「誰かが始めなければならない。他の人が協力的ではないとしても、それはあなたには関係ない」と言います。
他の人が誰もやっていないことを始めるのにはハードルが高くて、誰だってやりたくはありません。
自分から動いてみよう
- 誰もしようとしない場所の掃除をする
- 挨拶は自分から必ずする
- 会議では必ず発言する
- 仕事の目標に向かって自己努力を始める

それによって、他人が協力してくれるかどうかは、関係ありません。
まとめ
いかがでしたか、今日は仕事でストレスを溜めない働きから・考え方をご紹介しました。

ストレスフリーな仕事術5選
- 初めから100%は目指すな、まずは60%から
- コントロール出来ないことより、コントロール出来ることに集中
- 自信をなくしたときはノートに書き出してみる
- 上司や先輩に不満があるならこう考えろ
- 誰かを動かそうとするならまずは自分から
気になったらぜひ読んでみてください。