

この記事の作者
- 現在30代で九州在住の地方公務員(消防士歴15年、妻:パート従業員)
- 2020年10月からYouTubeのリベ大を見て「経済的自由FIREを目指したい」と志す
- 50歳でFIRE することを目標とし、日々の《節約・投資・副業》を通して資産形成に挑戦
- つみたてNISA、特定口座、ジュニアNISAで投資を継続中❗️
合わせて読みたい
この記事を読んで欲しい人はこちら⏬
- 現役の若手消防士
- 自己スキルアップのために資格の取得に挑戦したい消防士
- 将来有望な消防士になりたい人
目次
現役消防士でも資格取得を目指す必要はあるのか❓
まず消防士として採用されると、約半年間かけて初任教育が行われます。これが一般的に言われる消防学校です。消防学校を卒業後も、、消防業務や救急業務といった知識を得るための様々な教育プログラムがあります。
これら消防学校で行われる教育は、あくまで知識や技術といったものを習得するためのもので特定の資格を取得するものではありません。
また消防士の業務上で必ず必要な資格は、消防本部の予算で資格の取得をさせてくれます。

業務上必要な資格
- 救急救命士
- 大型自動車免許
- 潜水士免許
- 小型クレーン運転技能講習
この記事では、上記のような資格以外であくまで自己スキルアップを目的とした資格をご紹介します。
この記事を読む事で、将来優秀な消防士としてキャリアアップにつながりますので、ぜひ最後までご覧ください。
現役消防士にオススメする自己スキルアップのための資格5選
ポイント
- 危険物取扱者
- 消防設備士
- 予防技術検定
- 防災士
- JPTEC

消防士にオススメ資格①危険物取扱者
危険物取扱者とは?
一定数量以上の危険物(ガソリンや灯油など)を取扱う施設(ガソリンスタンドなど)では、必ず危険物取扱者の有資格者を置かなければなりません。

- 危険物に関する事務手続きを行うのは ⇨ 消防本部(よって危険物に関する知識は必須)
- 部署によっては(危険物施設)ガソリンスタンドなどに立ち入り調査を行う
- 比較的取得が容易 ⇨ 1日1時間で1ヶ月程度の学習で取得可能
消防署の業務の中で、この危険物に関する業務は理解していないと複雑で苦手と感じている職員も多いのではないでしょうか❓
そんな中この資格を取得する事で、他の職員と差をつける事が可能です‼️
この危険物取扱者の資格にはたくさんの種類があります。
資格の種類
- 丙種
- 乙種(第1類〜第6類)
- 甲種

むしろこれ以外は、需要がないためオススメしません。
消防士にオススメ資格②消防設備士
消防設備士とは?
一定規模以上の建物は、消防用設備(自動火災報知設備やスプリンクラー設備)の設置が義務付けられています。それらの工事、整備を行うには消防設備士の資格が必要です。
この資格がオススメな理由⏬
- 消防用設備の手続きは消防本部の審査が必要
- 完成後に検査をするのは消防本部
- 立入検査を行って適切に管理されているかの確認も行う
- 比較的取得が容易 ⇨ 1日1時間で1ヶ月程度の学習で取得可能
本来、この資格は消防設備を設置する設備業者が資格を持っている必要があります。
しかし、上記のような理由から消防設備の設置に関する審査に、消防士も深く関与していることから、知識として有しておくことは重要です。
消防士にオススメ資格③予防技術検定
予防技術検定とは?
消防本部には、建築物の大規模化・複雑化に伴い高度化・専門家する予防業務を的確に行うため、火災予防に関する高度な知識及び技術を有する「予防技術者」を配置する事が必要です。
この資格がオススメな理由⏬
上記の消防設備士と同様で、業務に必要な消防設備に関する知識を効果的に得る事ができます。

全く知識のない状態から取得を目指す場合は、1日1時間で2ヶ月程度の学習期間が必要です。
消防士にオススメ資格④防災士
防災士とは?
社会の様々な場で減災と社会の防災力向上のための活動が期待される。防災対策の知識・技能を有するものとして、NPO法人日本防災士機構が認定した者
この資格がオススメな理由⏬
- 災害が大規模化している近年、消防士には必須の知識
- 住民向けに講習を行う際に知っておくと便利

消防士にオススメ資格⑤JPTEC
JPTECとは?
救急隊員にむけて、病院搬送前外傷観察・処置基準教育プログラム
我が国における外傷死亡の実態や外傷診療システム、防ぎえた外傷死(Preventable Trauma Death:PTD)の概念、ロード&ゴーの概念を理解し、外傷現場において適切かつ迅速な観察、ロード&ゴー適応の判断、生命危機に関わる外傷の処置を正しく実施できるようになること、さらに傷病者の重症度と緊急度の違いを理解し、傷病者に応じた観察・処置と医療機関の選定、適切かつ迅速な搬送ができるようになることを目指します。
引用元:JPTEC協議会ホームページより
この資格がオススメな理由⏬
- 救急救命士や救急隊員だけではなく、消防隊員にとっても現場活動で有益な知識が得られる
- 1日の講習、試験により取得可能
まとめ
いかがでしたか。
この記事では現役の若手消防士に向けて自己啓発のために目指すべき資格をご紹介しました。
ポイント
- 危険物取扱者
- 消防設備士
- 予防技術検定
- 防災士
- JPTEC
